新玉ねぎは自然な甘みとシャキシャキした食感が魅力で、サラダに最適です。
柔らかくマイルドな新玉ねぎですが、生で食べるときは辛みが気になることもあります。
この記事では、新玉ねぎを使ったサラダをよりおいしく作るために、最適な切り方と辛味を抑える方法について詳しく解説していきます。
新玉ねぎのサラダの最適な切り方
新玉ねぎを美味しくサラダにするためには、繊維に垂直にスライスすることがポイントです。
玉ねぎの切り方の手順は以下の通りです。
- 外皮をむく
- 根と頭部を切り落とす
- 玉ねぎを縦半分に切る
- 繊維に垂直になるように置き、端からスライスする
鋭いナイフを使うことで、玉ねぎの細胞を綺麗に切断し、食感を良く保つことができます。
新玉ねぎは水にさらした方がいい?
新玉ねぎは元々辛みが少ないため、水にさらす必要がありません。
水にさらすと栄養が失われるため、そのまま使用するのがベストです。
玉ねぎを水にさらす理由
通常、玉ねぎの辛みを抑えるために水にさらします。
玉ねぎに含まれる辛味の主成分である硫化アリルは水溶性です。
水に玉ねぎをさらすことで、この硫化アリルが溶け出し、生の玉ねぎの辛味が和らぎます。
ただし、水に浸すことで辛味は減少しますが、同時に栄養素も流出します。
玉ねぎには水溶性のビタミンB群やカリウムが含まれており、これらは水に長く浸すと溶け出してしまうことがあります。
そのため、水にさらす時間は短く抑え、玉ねぎの栄養素を失わないように注意が必要です。
水にさらさなくても食べられる新玉ねぎは、栄養素を無駄にせずに食ベられます。
新玉ねぎの辛さを和らげる方法
新玉ねぎを使ったサラダは自然な甘みがあり、一般的な玉ねぎよりも辛みが少なく、生のままでもおいしく食べられます。
それでも、少しは辛味があるので、辛さをさらに和らげたいときに役立つ、簡単な調理法を紹介します。
繊維に垂直に切る
新玉ねぎの辛みを抑えるための効果的な方法のひとつは、繊維の方向に垂直に切ることです。
この方法で切ると、辛みを引き起こす化学成分である硫化アリルが空気中に放出されやすくなります。
その結果、辛さが減って食べやすくなります。
塩揉みをする
塩もみをすることでも辛さを和らげることができます。
新玉ねぎを薄くスライスした後に塩を振り、軽く揉んでから数分間置いておきます。
すると、硫化アリルの含有量が減り、辛みが和らぎます。
塩揉みだと、水にさらすのに比べて、玉ねぎの栄養が水に溶け出すのを防ぐ効果もあります。
スライスした新玉ねぎを放置する
スライスした新玉ねぎをしばらく放置すると、辛み成分が自然と空気中に出ていきます。
単純な方法ですが、硫化アリルが揮発しやすくなり、よりマイルドな風味の玉ねぎを楽しむことができます。
これらの調理法を活用することで、新玉ねぎのサラダをよりおいしく、また辛くなく楽しむことができます。
普段の調理にも簡単に取り入れられるため、辛い味が苦手な人や小さな子供がいる家庭に特におすすめです。
まとめ
新鮮な玉ねぎをサラダに使うときの適切な切り方と辛みを和らげる方法を紹介しました。
玉ねぎを水にさらさないことで栄養を保ちながら、おいしいサラダを作ることができます。
新玉ねぎがおいしい季節に、ぜひ作ってみてください。