ごぼうは、きんぴらや炊き込みご飯に使うと絶品ですよね。
しかし、ごぼうの下処理は少々手間がかかり、料理に使うのをためらいがちです。
ここでは、簡単にできる下処理方法と冷凍保存のコツを紹介します。
ごぼうの皮をむかずに調理してもいい？
ごぼうの皮むきが面倒だと感じることはありませんか？
実は、ごぼうは皮をむかずにそのまま調理することができます。
皮の近くには風味と旨味が凝縮しており、皮をむかないことでごぼうの味わいを損なうことなく楽しめます。
さらに、抗酸化物質であるクロロゲン酸を含むポリフェノールが豊富で、酸化防止や老化防止に効果的です。
見た目が気になる場合は、軽く表面をこそげる程度にとどめておくといいでしょう。
ごぼうは水にさらさなくてもいい？
多くの人がごぼうを切った後に水にさらしますが、必ずやる必要はありません。
水にさらすと変色を防げますが、ごぼうのポリフェノールが流出してしまいます。
さらに、あく抜きをしない方がごぼうの風味が濃厚に感じられることが多いです。
どうしても色や見た目を重視したい場合は、酢水に短時間さらすといいでしょう。
ごぼうの簡単な下処理法
ごぼうは乾燥しやすいため、購入後はすぐに使うか冷凍するのがおすすめです。
下処理のやり方は、まず、スポンジや布巾を使ってしっかりとごぼうの泥を洗い流しましょう。
特に泥がしっかりとこびりついている場合、アルミホイルを丸めて使うとうまく落とせます。
このとき、ごぼうの皮が剥がれないように優しく扱うことが大切です。
次に、加熱をしていきますが、ここでは電子レンジを使うと便利です。
洗ったごぼうを約5cmの長さに切り、500Wで約2分加熱すると、ごぼうが少し柔らかくなります。
これにより、ごぼうが切りやすくなるだけでなく、調理時間も短縮できます。
ごぼうの効果的な冷凍方法
ごぼうの効果的な冷凍方法は2つあります。
- 生のまま大きく切って冷凍する
- ささがきにして炒めた後に冷凍する
どちらも約1ヶ月の保存が可能です。
調理するときは、そのまま使えるのでとても便利ですよ。
それぞれのやり方を紹介していきます。
生のまま大きく切って冷凍する
新鮮なごぼう洗った後、約5cmの長さにカットし、それぞれをラップで包んでから保存袋に入れて冷凍します。
使うときは、凍ったまま直接調理に利用できます。
凍ったまま必要なサイズにカットして使いますが、切りづらい場合は室温で2～3分置いてから切ると切りやすくなります。
生のまま冷凍しておくと、忙しいときにもすぐに使えて便利です。
注意点として、水分が出すぎると栄養が損なわれるため、自然解凍や電子レンジでの解凍は避けましょう。
ささがきにして炒めたごぼうを冷凍する
ささがきにしたごぼうを軽く油で炒めた後、冷ましてから保存袋に平らに入れて冷凍します。
ピーラーを使うとささがきが簡単にでき、調理時間の短縮にもつながります。
この方法では、ごぼうを炒めることで柔らかくし、すぐに使えるようにしています。
冷凍したごぼうは味噌汁やきんぴらなど、様々な料理に活用できます。
炒めておくことで食材が馴染みやすくなり、その後の調理時間も短縮できますよ。
まとめ
ごぼうは栄養豊富で健康にもいい食材です。
手間をかけずに簡単な下処理と冷凍保存をマスターすることで、いつでも新鮮なごぼうを使うことができます。
ぜひ、やってみてください。
