多くの人が子供の頃から苦手意識を持つピーマン。
その原因が苦みです。
しかし、ピーマンも選び方次第でその苦味を感じさせずに、おいしく食べることができます。
ここでは、おいしいピーマンや苦みの少ないピーマンの選び方を紹介します。
おいしいピーマンの選び方
おいしいピーマンを選ぶためのポイントは4つあります。
- ヘタの状態
- 色の濃さ
- 重さ
- 外見と触感
それぞれ見ていきましょう。
ヘタの状態
ヘタはピーマンの新鮮さを示す重要な指標です。
必ずヘタを見て選びましょう。
新鮮なピーマンのヘタの切り口は白く、水分を含んでみずみずしいのが特徴です。
一方、黒ずんでいるヘタは、収穫後時間が経過している証拠で、新鮮度が低いことを示しています。
ピーマンは、ヘタの部分から腐敗が始まることが多いので、特に注意が必要です。
色の濃さ
ピーマンの色は濃い緑色がおすすめです。
濃い緑色のピーマンはビタミンCが豊富で、栄養価が高いとされています。
さらに、色ムラが少なく均一な色のものが理想的です。
ピーマンの中には、黄緑や緑の薄いものもあります。
このようなものは選ばないようにしましょう。
重さ
重さもピーマンを選ぶ指標になります。
ピーマンを手に持って、その重さを感じてみてください。
ずっしりと重さを感じられたら、そのピーマンを選びましょう。
ピーマンは時間が経つと水分が減って軽くなるため、ずっしりと重たいピーマンは鮮度が保たれている証です。
重たいピーマンは、ジューシーで肉厚な質感が楽しめますよ。
外見と触感
新鮮なピーマンは皮にツヤがあり、張りが感じられます。
時間が経過すると皮にシワが出てきます。
これは、鮮度が落ちている指標になります。
表面にシワがあったり、しなびているものは避けましょう。
また、触ってみて柔らかいものも傷んでいる可能性が高くなります。
あまり強く触るのはよくありませんが、ピーマンを手に取ったときの硬さも確認してみてください。
光沢のあるピーマンを選ぶことで、新鮮でおいしいピーマンを食べられますよ。
苦みが少なく甘いピーマンの選ぶ基準
苦みが少なくて甘いピーマンを選ぶ基準は2つあります。
- ヘタの形
- 色
こちらもひとつずつ見ていきましょう。
ヘタの形
ピーマンを選ぶとき、ヘタの形状が甘さに影響を与えます。
ピーマンのヘタには、五角形と六角形の2種類があります。
六角形のヘタのピーマンは、適切な肥料を与えて育てられているため、甘みが強くなります。
一方、五角形のヘタのピーマンは肥料が不足している場合が多く、甘みが少なめです。
甘いピーマンを選びたい場合は、六角形のヘタのピーマンを選ぶのがいいでしょう。
色
ピーマンの甘みと苦みは、色によって変わります。
特に、赤や黄色のピーマンは成熟して甘みが増すため、苦みが少なくなります。
赤や黄色のピーマンはβカロテンやビタミンCも豊富で、栄養価も高くなっています。
こどもピーマンを試してみよう
どうしてもピーマンの苦みが苦手で食べられない人には、こどもピーマンがおすすめです。
通常のピーマンよりも小さく、シシトウのような細長い形をしています。
こどもピーマンは、苦みや青臭さが少なく、ほんのり甘みがあるのが特徴です。
そのため、ピーマンが苦手な方でも食べやすいですよ。
果肉も肉厚で、水分が多くてみずみずしいです。
こどもピーマンは、糖度が増すと、表面に白い線のようなものが現れます。
選ぶときは参考にしてみてください。
まとめ
苦くないピーマンの選び方を知ることで、ピーマンへの苦手意識をがなくなり、料理の幅を広げることができます。
お子さんの好き嫌いも克服できる可能性が高まります。
どうしても緑のピーマンが苦手なときは、赤や黄色のピーマンやこどもピーマンを試してみてください。
もしかしたら、ピーマンが好きになるかもしれませんよ。