ポテトサラダは、子どもから大人まで大好きな定番の家庭料理です。
じゃがいもにはさまざまな種類があり、選ぶ種類によってサラダの味が大きく変わります。
ここでは、おいしいポテトサラダを作るためのじゃがいもの選び方、調理のコツ、皮の扱い方を紹介します。
ポテトサラダにおすすめのじゃがいもの種類
市場には多くのじゃがいもが出回っていますが、ポテトサラダにおすすめのじゃがいもは4種類です。
- 男爵いも
- メークイン
- キタアカリ
- ニシユタカ
それぞれについてみていきましょう。
男爵いも
男爵いもは、その丸くてゴツゴツした外見と、ほくほくとした食感が特徴です。
この食感を活かすためには、大きめにつぶして使うとよりおいしく仕上がります。
メークイン
滑らかな皮と甘みが特徴のメークインでポテトサラダを作ると、クリーミーなポテトサラダになります。
細かくマッシュすることで、滑らかな食感を楽しむことができます。
キタアカリ
キタアカリは、男爵いもをもとに開発された品種です。
季節によって食感が変わり、春のキタアカリは特にほくほく感を味わえます。
ニシユタカ
ニシユタカは硬めで煮崩れしにくく、滑らかなポテトサラダを作りやすいです。
ポテトサラダにするときは、しっかりつぶすのがおすすめです。
ポテトサラダにぴったりのじゃがいもの茹で方と時短調理法
ポテトサラダを作るときに、大事なのがじゃがいもの茹で具合。
じゃがいもをおいしく茹でる方法と、効率的な調理方法を紹介します。
これにより、普段よりもより風味豊かでおいしいポテトサラダを作ることができます。
じゃがいもの茹で方
おすすめの茹で方は、水が沸騰したら中火から弱火にしてゆっくり茹でる方法です。
まず、水の中にじゃがいもを入れて、火にかけます。
沸騰したら15分茹でてから火を止め、そのまま15分放置して蒸らします。
途中で火を止めて蒸らすことが、じゃがいもの甘味と柔らかさを引き出すポイントです。
多くのレシピでは、じゃがいもを30分弱火で茹でることが推奨されていますが、15分茹でてから15分蒸らした方が、じゃがいもの味が濃くなり、もっちりとした食感に仕上がります。
時短したいときは電子レンジを使う
時間を節約したいときは、電子レンジを利用するといいでしょう。
じゃがいもを電子レンジで加熱する場合は、洗ったじゃがいもをラップにくるみ、600Wで約3分加熱します。
水につける必要がないので、栄養素を逃しにくいメリットもあります。
電子レンジを使用した場合、鍋で茹でたじゃがいもよりも甘みが控えめに感じられるかもしれませんが、それでも十分においしいポテトサラダを楽しむことができます。
じゃがいもの皮の扱い
じゃがいもは、皮つきで茹でるのがおすすめです。
皮を残すことで、じゃがいもの香りと栄養を逃しにくく、しっとりとした食感に仕上がります。
皮付きじゃがいもの茹で方は、先ほど紹介したやり方と同じです。
茹で上がったじゃがいもは、まだ熱いうちに皮をむきましょう。
このとき火傷に注意してください。
さらに、皮付きじゃがいもを茹でる前にじゃがいもの皮に軽く切れ目を入れておくと、茹で上がったときに皮がむきやすくなります。
じゃがいもを回しながら、包丁で皮全体に深さ約1～2mm程度の切れ目を入れます。
このひと手間があると、茹で上がった後に皮が簡単にはがれ、より手軽に調理を進めることができます。
まとめ
ポテトサラダに合っているじゃがいもを選び、適切に茹でることで、いつもとは一味違うおいしいポテトサラダを作ることができます。
ぜひ、参考にして作ってみてください。
