夏が近づくと、ネバネバのオクラがよく食べられます。
いいオクラを選ぶ方法を知っていますか?
いいオクラを選ぶには、色の濃さや一貫性、適切なサイズ、そしてヘタとガクの状態に注意しましょう。
この記事では、おいしいオクラの選び方をポイント別に詳しく解説します。
オクラの選び方
オクラを選ぶときは、以下の6つのポイントを確認します。
- 鮮やかな緑色
- 大きさと重さ
- 硬さ
- 細かい産毛
- ヘタの状態
- ガクの様子
6つのポイントをチェックすれば、新鮮なオクラを見分けることができます。
色
質の良いオクラは、全体が均一な濃い緑色をしています。
表面に黒や茶色の斑点がなく、表面にハリがあるものを選びましょう。
茶色っぽくなっているものは、採ってから時間が経っている可能性が高いです。
大きさと重さ
適切なサイズと重さのオクラは、みずみずしくておいしいです。
次のような特徴を持つオクラがおいしいとされています。
- サイズは小さめで、形が整っている
- 各個体が均一で、適度な重さが感じられる
大きいオクラはよさそうな感じがしますが、成長しすぎている可能性があります。
大きくなりすぎたオクラは、苦味や渋味が増すことがあります。
一方で、小さいオクラは適度な柔らかさとパリッとした食感があり、新鮮で食べやすいのが特徴です。
また、オクラは水分が蒸発しやすいため、重みを感じるものを選ぶといいでしょう。
硬さ
新鮮なオクラを選ぶには、柔らかさのあるものを選びましょう。
オクラは硬いほうが新鮮だと思われがちですが、収穫が遅れると自然に硬くなってしまいます。
若い時期のオクラは柔らかく、成長するにつれて内部の種が大きくなり、完熟すると種が黒緑色に変わり、さやが硬くなります。
過成長したオクラは味が落ちるので、柔らかく弾力のあるものを選ぶのがおすすめです。
ただし、鮮度が落ちるとオクラは過度に柔らかくなり、これは品質が低下している証拠になります。
産毛
新鮮なオクラには白くて細かい産毛が均一についています。
これが部分的に欠けている場合、収穫から時間が経っている可能性があります。
ヘタ
新鮮なオクラのヘタは白っぽく、乾燥や変色が見られないものを選びましょう。
ヘタの大きさは小さいものが理想的です。
ガク
ガクはヘタの周りにしっかりと残っているものがおすすめです。
形がはっきりしており、変色していないものを選びましょう。
オクラの保存方法
適切な保存をすることで、オクラの栄養を長持ちさせることができます。
オクラは夏に収穫される暖地野菜で、5℃以下での保存は低温障害を引き起こす可能性があります。
そのため、冷蔵庫の野菜室での保管がおすすめです。
食べきれないくらいあるときや、すぐに使わない場合は冷凍保存しましょう。
また、新鮮で柔らかいオクラは生で食べることもできます。
オクラの保存に最適な環境
- 温度: 7℃から10℃が理想
- 湿度: 90%~95%を保つのが理想
オクラの保存方法
- 常温保存: キッチンペーパーに包み、涼しい場所に保存
- 冷蔵保存: キッチンペーパーで包んだ後、冷蔵庫で保存
- 冷凍保存: オクラを茹でてから冷凍
- 干物: オクラを縦半分に切り、天日干しして保存
以上の方法によって、オクラの鮮度を長持ちさせて保存することができます。
まとめ
オクラはネバネバ感が魅力の夏野菜です。
この記事で紹介した6つの選び方のポイントを活用して、新鮮でおいしいオクラを選んでくださいね。