一年中買うことができるレタス。
しかし、レタスには季節ごとに異なる種類があります。
- 冬採りレタス:1月~4月
- 夏採りレタス:5月~9月
- 秋採りレタス:9月~12月
どの季節であってもレタスの選び方の基本は変わりません。
これから紹介するポイントを参考にして、おいしいレタスを選んでください。
レタスの選び方の基本
いいレタスを見分けるためには、以下の点に注意しましょう。
- 葉の質感と状態
- 葉の色
- 芯の大きさと色
- 重さ
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
葉の質感と状態
レタスの鮮度を判断する最初のポイントは、葉の状態をチェックすることです。
葉の鮮度がレタスの品質の良し悪しを決める最も重要な要素になります。
新鮮なレタスは葉全体に水分を含み、ふっくらとしており、軽く押すと弾力があります。
一方、鮮度が落ちたレタスの葉は乾燥しており、しおれています。
鮮度のいいレタスは、葉がふんわりとしており、丸みを帯びた形をしています。
外側の葉がしおれていることもありますが、これは外部の環境にさらされているからです。
内側の葉にまだ弾力とハリがある場合、全体の鮮度が高いと言えます。
そのため、外側の葉がしおれていても、内部の葉を確認しましょう。
内側の葉もしおれている場合は、全体の鮮度が落ちていると考えられます。
葉の色
新鮮でおいしいレタスの葉は鮮やかな緑色をしています。
濃い緑色のものを選ぶ人もいますが、葉の色が過度に濃い場合は成熟前に収穫された可能性があり、苦味が強いことがあります。
適度に鮮やかな緑色が理想的です。
また、葉の先の方が茶色っぽくなっているものは、採ってから時間が経っている可能性が高いです。
レタスは、葉の端の方から傷んできます。
つまり、葉の色が変わるのも先端の方からということになります。
先端の方まで緑色をしていたら、新鮮な証です。
芯の大きさと色
芯のサイズも重要です。
理想的な芯の大きさは10円玉程度で、それ以上に大きいと成長し過ぎて栄養価が低下している可能性があります。
芯が新鮮であれば、切断面が白く、乳白色の液体が見えることがあります。
芯の切り口がピンク色になっていたり、乾燥しているものは、切ってから時間が経っています。
芯の断面がみずみずしくて白っぽいものを選ぶといいでしょう。
重さ
レタスを選ぶとき、重さも大事になります。
重さは、軽いものを選ぶことがポイント。
軽いレタスは柔らかく甘みが感じられる一方で、重いレタスは硬く苦味があることが多いです。
重いものは成長しすぎて葉が硬くなってしまうのです。
そのため、レタスを選ぶときは軽いものを選びましょう。
レタスの保存方法
レタスを保存するときは、新聞紙で包むといいでしょう。
これにより、直接的な冷気からレタスを保護します。
また、芯の部分は切り取りましょう。
芯を取り除くことで、葉の栄養を損なわずに済みます。
取り除くのが難しい場合は爪楊枝で穴を開けてもいいです。
爪楊枝で穴をあけることで、成長を抑制でき、鮮度を保ったまま保存できます。
まとめ
レタスを選ぶポイントは4つあります。
- 葉の質感と状態
- 葉の色
- 芯の大きさと色
- 重さ
ポイントを押さえてレタスを選ぶことで、鮮度が良くシャキシャキとしたレタスを楽しむことができます。
ぜひ、参考にしてください。