なすを買うときは、新鮮でおいしいものを選びたいですよね。
しかし、なかなか見分け方が分からないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、新鮮ななすの選び方とその保存方法について解説します。
新鮮ななすの見分け方
新鮮ななすを見極めるポイントは次のとおりです。
- 皮に張りと光沢がある
- 色が均一で濃い紫色
- 皮に傷や凹みがない
- ヘタの刺が鋭い
- 同じ大きさであれば重いもの
これらの特徴があるなすは、新鮮で味もおいしい可能性が高いです。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
皮に張りと光沢がある
新鮮ななすは皮に張りがあります。
一方、古いなすは皮がたるんでしわが出るので、しっかりと張りのあるものを選びましょう。
また、新鮮ななすの皮には光沢があります。
光沢がなくくすんでいるものは、鮮度が落ちている可能性があります。
色が均一で濃い紫色
なすを選ぶときは、皮の色も大切です。
新鮮ななすの皮は濃い紫色で色ムラがありません。
色が均一で濃いものを選びましょう。
皮に傷や凹みがない
皮に傷がないことも新鮮さの重要な指標です。
傷があるとそこから水分が蒸発しやすく、鮮度が低下してしまいます。
ヘタの刺が鋭い
ヘタの見た目もチェックポイントです。
ヘタのトゲが鋭く、切り口が鮮やかな緑色をしているナスは新鮮です。
ヘタのトゲが無かったりしんなりしているものは、採ってから時間が経っている可能性があります。
同じ大きさであれば重いもの
もし、ほかの特徴が似たような感じでどれにしようか迷ったら、重いものを選びましょう。
なすは約90%が水分であるため、重い方が水分が豊富に含まれています。
採ってから時間が経ち、水分が抜けてくると軽くなるので、重さを比べるのも鮮度の指標になります。
なすの保存方法
新鮮ななすを長持ちさせるための保存方法は、冷蔵保存か冷凍保存のどちらかです。
なすは常温でも保存できますが、最近の酷暑の中ではすぐに乾燥してふにゃふにゃになってしまいます。
そのため、長持ちさせるには冷蔵か冷凍がおすすめです。
それぞれの保存方法の手順とコツを見ていきましょう。
冷蔵保存
冷蔵保存をする場合は、野菜室で保存します。
なすは寒さに弱いので、通常の冷蔵庫に入れると低温障害を起こしてしまいます。
冷蔵保存する方法は、なすの表面の水分をキッチンペーパーで拭き取ったら、1本ずつラップで包みます。
ラップで包んだなすを密封袋に入れ、野菜室で立てて保管します。
なすは乾燥に弱いため、1本ずつラップに包み、密閉袋に入れるのがポイント。
この保存方法では、約10日なすを保存できます。
冷凍保存
なすを冷凍するときは、すぐに使える形にカットしておきます。
なすを水で洗ったら、好きな大きさにカットして水に10分浸してアク抜きをします。
その後、水分をキッチンペーパーで拭き取り、密封袋に入れて冷凍庫で保存します。
冷凍したなすを使うときは、凍ったまま調理します。
冷凍したなすは約1ヶ月保存できます。
ただ、なすを冷凍すると繊維が壊れて食感が悪くなってしまいます。
まとめ
新鮮ななすの選び方では、5つのポイントを紹介しました。
この選び方でなすを選べば、新鮮でみずみずしいなすを買うことができます。
また、正しく保存することで、新鮮さを保ったまま使うことができます。
ぜひ、試してみてください。