家で春巻きを作るとき、皮の表と裏がどちらか気になったことはありませんか?
春巻きの皮には表と裏があり、使い方を間違えると見た目や食感に大きな違いが出ます。
この記事では、春巻きの皮の表裏の見分け方と、皮がはがれたり、うまく巻けない時の対策を紹介します。
春巻きの皮の表と裏の見分け方
春巻きの皮を1枚取り、表面をよく観察すると、細かくなめらかな面と少し荒い面があります。
なめらかな面が表で、荒い面が裏です。
春巻きを作るときは荒い面に具をのせて巻くことで、なめらかな面が外側になり、きれいに仕上がります。
表裏を逆にしてしまうと、揚げたときの仕上がりが変わってしまいます。
表面になめらかさがなくなり、表面がデコボコになります。
春巻き特有のパリパリ感も損なわれます。
春巻きをおいしく作るためにも、春巻きを巻く前に必ず表裏を確認しましょう。
春巻きの皮がはがれる原因と対策
春巻きを作るときに多い失敗として、途中で皮がはがれてしまうことがあります。
春巻きの皮がはがれてしまう原因と対策について見ていきましょう。
適切な具材の量
春巻きの皮がはがれる主な原因のひとつは、具材が多すぎることです。
中に入れる具材の適切な量は、大さじ2杯分の30〜35gが目安です。
具材を包むときに、はみ出すことがあれば、具材の量を調整しましょう。
また、具材の水分量にも注意が必要です。
水分が多いと皮がはがれやすくなります。
水溶き小麦粉の活用
春巻きを包んだ後は、水溶き小麦粉で固定するのがおすすめです。
小麦粉と水を1:1で混ぜたものを薄く塗ることで、皮がぴったりとくっつき、はがれにくくなります。
ただ、水溶き小麦粉は塗りすぎないようにし、塗ったらすぐに貼りつけることが重要です。
春巻きの上手な巻き方
春巻きの皮がはがれてしまう原因のひとつに、うまく巻けないことがあります。
ここでは、春巻きをうまく巻く方法を紹介します。
巻き始める前の準備
春巻きの皮は、使う約15分前に常温に戻します。
常温に戻ったら、破れないように1枚ずつ慎重にはがします。
巻く手順とポイント
春巻きを巻くときの手順は次の通りです。
- 裏面(荒い面)の真ん中より少し手前に具材をのせる
- 手前から2回折り返す
- 両端を内側に折る
- 残りの部分を奥に向かって巻いていく
- 包み終わったら、水溶き小麦粉で端を固定する
これで、見た目も美しい春巻きが完成します。
巻くときのポイントは3つ。
- 具材は裏面(荒い面)に乗せる
- 皮をきつく引っ張りすぎずに、ゆったりと包む
- 水溶き小麦粉はベタッとするくらい固めに溶く
この巻き方は基本の「座布団包み」と言われます。
次でもうひとつの包み方、「スティック包み」も紹介します。
スティック包みのやり方
- 具材を皮の中央より少し手前に置く
- 一巻きして、左右を内側に折る
- そのまま端からくるくると巻いていく
- 最後に水溶き小麦粉で固定し、形を整える
これで、お店で売っているようなスティック状の春巻きができ上がります。
座布団包みができたら、スティック包みにもチャレンジしてみてください。
まとめ
春巻きの皮には表裏があり、正しく使うことでおいしく、見た目もいい春巻きが作れます。
包むときのポイントを押さえれば、きれいに春巻きを巻くことができます。
ぜひ、春巻きづくりを楽しんでみてください。