海外旅行中に水の違いに戸惑ったことはありませんか?
多くの国では硬水が一般的で、「水が合わなかった」という経験をお持ちの方も多いでしょう。
この記事では、手軽に硬水を軟水に変える方法を紹介します。
これから海外旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。
硬水を軟水に変える4つの方法
硬水を軟水に変換するための効果的な方法は以下の通りです。
- ブリタの浄水器
- 重曹
- 自作軟水器
- 煮沸
ブリタを使う
ブリタの浄水器を使用すると、フィルターが硬水を軟水に変換します。
カートリッジの定期交換でコストパフォーマンスも高いのも嬉しいポイント。
ポット型やカラフェ型、携帯用ボトル型など様々なタイプがあります。
海外旅行には、携帯ボトル型がおすすめです。
重曹を使う
特に海外のお風呂では、硬水に含まれるミネラルが原因で、髪や肌に悪影響を及ぼすことがあります。
そんなときは、お湯に重曹を加えるだけで簡単に軟水化できます。
目安としては、200mlのお湯に対して重曹大さじ3を加えます。
重曹を使うときは、重曹が完全に溶けるまでしっかり混ぜるようにしましょう。
また、重曹は食用のものを使うとより安心です。
重曹も身体についたままにするとよくないので、使うのは週に2回程度にして、お風呂からあがるときはよく洗い流してください。
海外のホテルや宿泊施設で入浴するときは、重曹を使うことで硬水による不快感を軽減できるので、試してみてくださいね。
自作の軟水器を使う
硬水を軟水に変えるために、家庭で簡単に軟水器を作ることができます。
使用する材料は日常的に手に入るものばかりです。
作り方を紹介しましょう。
【必要な材料】
- 1Lの空ペットボトル
- ロート(じょうご)
- ろ過フィルター
- イオン交換樹脂
- キリ(ペットボトルに穴を開けるため)
- 菜箸(作業用)
【作り方】
- ペットボトルの底に20〜30個の穴を開けます。
- ろ過フィルターをペットボトルの底径よりわずかに大きいサイズで3枚切ります。
- そのうち2枚をペットボトルの底部に固定します。この作業は菜箸などの長い棒を使うと便利です。
- ペットボトルにイオン交換樹脂を充填します。
- 最後に残りの1枚のフィルターでペットボトルの口を覆い、ロートを取り付けて完成です。
自作の軟水器を使うことで、硬水地域でも安心して軟水を使用することができます。
作り方も簡単なので、海外旅行に持っていくと非常に便利です。
興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。
煮沸による軟水化
硬水を軟水に変換する簡単な方法として、煮沸があります。
煮沸では硬水中の炭酸塩を除去し、迅速に軟水を作ることができます。
【煮沸の手順】
- 硬水を沸騰させ、2〜3分間続けます。
- 沸騰させた後、水を2時間程度自然冷却させます。
- 冷めた後、沈殿物となった白い炭酸塩をスプーンで取り除きます。
この方法は手軽に行えますが、すべての硬水に対応できるわけではありません。
一時硬水に含まれる炭酸水素ナトリウムは煮沸により軟水化が可能ですが、カルシウムやマグネシウムの硫酸塩が含まれる永久硬水には効果がありません。
軟水化シャワーヘッドを使う
硬水地域に長期間滞在する場合は、軟水化シャワーヘッドを使うのがおすすめです。
軟水化シャワーヘッドを使うことで、肌や髪へのダメージが軽減され、肌トラブルを防ぐ助けになります。
まとめ
硬水を軟水に変換する4つの方法を紹介しました。
これらの方法を活用すれば、海外での水のトラブルに悩まされることなく、快適な旅行を楽しむことができます。
ぜひ、海外旅行で試してみてください。