サーキュレーターの異音解決方法は？音別の原因と対策

サーキュレーターは、部屋全体の空気を効果的に循環させることができ、重宝しますよね。

しかし、便利なサーキュレーターも異音がすると、一気に快適さが損なわれてしまいます。

特に多機能モデルでは、風は強いですが、機械的な音が気になることも。

この記事では、サーキュレーターからの異音の原因と解消法について解説します。

サーキュレーターからの異音の原因と解決策

サーキュレーターからの異音には「キュルキュル」と「カタカタ」という2つのタイプがほとんどです。

それぞれの原因と解決策を見ていきましょう。

サーキュレーターからのキュルキュル音には、主に3つの原因があります。

ひとつずつ説明していきます。

サーキュレーターの羽根の根元部分に潤滑油が不足していると、キュルキュルという音が発生します。

グリスは羽根の動きを滑らかにするために使われ、使い続けるうちに減っていきます。

音がする場合は、羽根を取り外し、軸の部分に新しいグリスを塗りましょう。

グリスはホームセンターに売っており、ネット通販でも簡単に手に入れることができます。

サーキュレーターからキュルキュルと音がする原因として、ネジの緩みも考えられます。

この場合は、羽根を固定しているネジが緩んでいる可能性があります。

ネジを確認し、緩んでいればしっかりと締め直してください。

ベアリングが摩耗している場合にも、サーキュレーターからキュルキュルと音がします。

ベアリングは軸が滑らかに回転するために必要な部品で、摩耗が進むと交換が必要になります。

ベアリングの交換は専門的な技術が求められるため、修理は専門のサービスに依頼することをおすすめします。

修理費用が高い場合は、新しいサーキュレーターを購入することもひとつの方法です。

サーキュレーターから不快なカタカタ音がする場合は、主に2つの原因が考えられます。

それぞれ見ていきましょう。

サーキュレーターを使っていると、振動などにより羽根を軸に固定している部品が徐々に緩んでくることがあります。

この緩みがカタカタ音の原因となることが多いため、異音が聞こえたらまずこの部品の締め直しを行いましょう。

カタカタ音が続く場合、羽根の軸に接する部品が破損しているか、または緩んでいる可能性があります。

羽根の軸に接する部品の周辺の点検をして、緩みが見られる場合はしっかりと締め直すことで改善されることが多いです。

しかし、部品が破損している場合は修理や部品交換が必要となります。

部品を交換することになると専門的な技術が必要になるため、修理サービスの利用を検討しましょう。

修理費用が高額になる場合や修理が困難な場合は、新しいサーキュレーターに買い替えるのがおすすめです。

サーキュレーターの異音問題は、それぞれの音に応じた適切な対策で解決可能できます。

キュルキュル音には潤滑油の補給やネジの締め直し、カタカタ音には固定部品の調整が有効です。

これらの対策を活用し、快適な空間環境を保ちましょう。