コンタクトレンズを使用する上で、コンタクトケースを忘れてしまうことは誰にでもあるかもしれません。
そんなとき、どのように対応すれば良いのでしょうか?
本記事では、コンタクトケースの代わりになるアイテムと、使うときの注意点について解説します。
どんなアイテムがコンタクトケースの代わりになる?
コンタクトケースが手元にない場合、生活の中にあるものが緊急時のコンタクトケースとして利用できます。
- ラップ
- 紙コップ
- ペットボトルキャップ
- アルミホイル
- お皿やお弁当カップ
これらを使えば、コンタクトレンズを安全に一時的に保管することができます。
それぞれの使い方を見ていきましょう。
ラップ
ラップを使えば、手作りのコンタクトケースを簡単に作ることができます。
作り方は次の通り。
- ラップを液体が入るように袋状にする
- ラップの中にコンタクトレンズと保存液を入れる
- ラップでしっかりと包み、洗濯ばさみや輪ゴムで密封する
このとき、ラップが破れないように気をつけましょう。
漏れを防ぐために確実に密封することが大切です。
左右が違う度数の場合は、どちらのコンタクトなのかをラップの外側に書いておくのがおすすめです。
紙コップ
紙コップは手軽に入手ができ、コンタクトレンズの保管にも便利です。
次の手順で保存します。
- 紙コップにコンタクトレンズと洗浄液を入れる
- ラップやアルミホイルで蓋をする
て左右のレンズを区別しやすくします。
紙コップは旅行先でも手に入れやすいので、おすすめです。
ペットボトルキャップを活用する
ペットボトルのキャップも、小さくてコンタクトレンズを一時的に保管するのに適しています。
- ペットボトルのキャップにコンタクトレンズと保存液を入れる
- ラップやアルミホイルで蓋をする
ペットボトルのキャップは便利ですが、小さいので紛失しないように注意が必要です。
コンタクトケースを代用するときの注意点
コンタクトケースの代わりに別のものを使う場合は、以下の点に注意しましょう。
- 清潔さ
- 左右の区別
- しっかりと蓋をする
ひとつずつ解説していきます。
清潔さ
コンタクトレンズを安全に保管するためには、使用する代替品の清潔さがとても大切です。
不衛生な容器を使用すると、目に直接細菌が入り込むリスクがあり、感染症の原因となる可能性があります。
食後のコップや皿など、一度使われたものは、洗剤で十分に洗浄し、完全に乾燥させてから使いましょう。
できれば新品のものを使うことが望ましいです。
左右の区別
コンタクトケースを代用するときは、コンタクトレンズの左右を明確に識別できるようにマークを付けておきましょう。
どちらか分からなくなってしまうと、コンタクトレンズをつけたときにかなり違和感があります。
市販のコンタクトケースには通常、左右の表示がありますが、代用品を使う場合は分かるようにしておく必要があります。
色分けをするか、直接マーカーで印を付けることで左右どちらのコンタクトなのかが明確になり、誤使用を防ぎます。
しっかりと蓋をする
コンタクトレンズが乾燥しないようにするためには、代用容器にしっかりと蓋をすることが必要です。
ラップやアルミホイルを使って容器を密閉することで、レンズが外部の空気に触れることなく、保存液が漏れるのを防ぎます。
ラップやアルミホイルの端の部分を輪ゴムでとめれば、さらに取れにくくなるのでおすすめです。
これにより、レンズがダメージを受けることなく、一時的に保管することができます。
これらの方法を確実に行うことで、コンタクトケースを忘れた場合でも、コンタクトレンズを安全に保管することができます。
まとめ
コンタクトケースが手元にない場合でも、身の回りにあるアイテムを使ってレンズを一時的に保管することができます。
ただし、これは緊急時の一時的な対応であり、できるだけ早く適切なコンタクトケースを用意するようにしましょう。