冬になると、家の中はしっかりと暖かくしておきたいですよね。
部屋を暖める道具としては昔からこたつが人気ですが、最近はホットカーペットに切り替える家庭が増えています。
ホットカーペットが選ばれる理由は、「こたつは動くのが大変」とか「ホットカーペットは手入れが楽」と言われています。
この記事では、ホットカーペットを使うことのメリットを紹介していきます。
暖かさやコスト面を比較して、どちらの暖房器具がより優れているかを見ていきましょう。
こたつからホットカーペットへ切り替えるメリット
なぜホットカーペットが選ばれるのか、その理由を見ていきましょう。
お手入れの手間が減る
こたつは設置が大変で、掃除も面倒です。
布団を移動させたり、重たいテーブルを動かす必要があるからです。
これに対してホットカーペットは、カーペットを広げて敷くだけ。
掃除をするときもこたつの中を掃除したり、布団を洗ったり、とやることがたくさんあります。
扱いが簡単なのが魅力です。
布団の管理が簡単
こたつ布団は大きく洗濯が大変で、保管にも場所を取ります。
対照的に、ホットカーペットは使わないときは折りたたんで収納できるため、収納時のスペースを取らずに済みます。
部屋を広く活用できる
こたつは机と布団が組み合わさった大きなものです。
そのため、空間を大きく占め、部屋を狭く感じさせることがあります。
ホットカーペットはその点で、空間を有効に使用できます。
動きやすくなる
ぬくぬくしたこたつに入ると、なかなか外に出たくないと思ったことはありませんか?
こたつは居心地がよく、こたつの中から出にくくなることがあります。
ホットカーペットはこたつのように中に入って温まるわけではないので、動きやすく、より活動的なライフスタイルに適しています。
コストパフォーマンスの比較
ホットカーペットは2畳用が1時間あたり約6〜9円、3畳用が8〜13円の電気代がかかります。
こたつは約2〜5円と少し安く済みますが、どちらもコストパフォーマンスがいい暖房器具です。
暖かさの違い
こたつとホットカーペットは、暖める方法が異なります。
こたつは内蔵されたヒーターで熱を発し、こたつ布団がその熱を逃がさずに保温します。
このため、特に足元がしっかりと温められ、寒い季節には冷えを感じやすい人には最適です。
対照的に、ホットカーペットは内部に敷かれた電線を通じて熱を発生させ、カーペットを均等に温めます。
直接触れた部分は暖かく感じられるものの、接触していない部分は温まりません。
ホットカーペットでこたつのような温かさを感じるには、ブランケットを使うのがおすすめです。
ブランケットをかけることによって、ホットカーペットとの間がかなり温まります。
ただ、長時間触れ続けると低温やけどの危険もあるので、注意が必要です。
まとめ
こたつとホットカーペットのどちらを選ぶかは、個々のライフスタイルによって変わります。
ホットカーペットを選ぶ理由は次の4つ
- お手入れの手間が減る
- 布団の管理が簡単
- 部屋を広く活用できる
- 動きやすくなる
どちらの暖房器具にもいいところがあり、あなたが重要視するポイントで選ぶといいでしょう。
あなたに合った暖房機を選んで、今年の冬を快適に過ごしてください。