普段使いの食器用洗剤の代わりに、他の洗浄剤で食器を洗うことはできるのでしょうか。
この記事では、ボディソープ、ハンドソープ、石鹸などの代替品紹介し、それら代替品が使えるのかと使うときの注意点について解説します。
どんなものを食器用洗剤として使えるのかを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
ボディソープで食器を洗うことはできる?
ボディソープは肌に優しい成分から作られているため、食器洗いにも向いています。
実際に試した多くの人が、通常の食器用洗剤と同じように使え、効果的に汚れを落とせたと報告しています。
ただし、ボディソープには保湿成分や柔軟成分が含まれているため、すすぎにいつもよりも時間がかかってしまうことがあります。
また、食器に香料が残ることがあるので、無香料のものを選ぶことをおすすめします。
食器用洗剤の代用として使えるものと注意点
食器用洗剤の代用として使えるものは次の5つです。
- ハンドソープ
- 石鹸
- 重曹
- セスキ
- ウタマロ
これらのハンドソープや石鹼で食器を洗うことができますが、注意すべき点もあります。
それぞれについて説明していきましょう。
ハンドソープ
ハンドソープはボディソープと似ていて、食器洗いにも使えます。
ただ、洗浄力が少し劣るかもしれません。
化学成分や消毒成分が含まれていることが多いので、使う場合は特に丁寧にすすぐことが大切です。
香料が気になる場合は無香料のものを選びましょう。
石鹸
アルカリ性の石鹸は油汚れを効果的に落とし、食器用洗剤と同じように使うことができます。
スポンジで石鹸を泡立てて使うと効率よく洗うことができます。
ただし、香料がついている石鹸は食器に匂いが残ることがあるため、無香料のものを選ぶのがおすすめです。
重曹
重曹は調理やお掃除に便利なアイテムで、食器洗いにも適しています。
油汚れに強い弱アルカリ性のため、食器をきれいにすることができます。
食器を洗うときの重曹の使用法としては、2つの方法があります。
- スポンジに重曹を振りかけて直接洗う方法
- 重曹水に食器を浸しておく方法
重曹水に食器を浸しておく場合は、1リットルの水に重曹を大さじ1~2杯混ぜ、その重曹水に食器を30分~1時間浸します。
そうすることで、こびりついた汚れを効果的に落とすことができます。
ただし、重曹の使用には注意が必要です。
アルミニウム製の食器やテフロン加工された調理器具は、重曹の性質によって変色を引き起こすことがあります。
これらの材質には使わないようにしてください。
また、敏感肌の方は、重曹を使うときに手袋をつけるようにしましょう。
セスキ
洗濯や掃除でよく使われるセスキは、食器洗いにも効果的です。
油を分解しやすく、短時間で汚れを落とすことができます。
セスキを使って食器を洗う手順は次の通りです。
- 5リットルの水にセスキを大さじ1加えてよく溶かす
- セスキ水に食器を浸し、10分程度待つ
- 汚れが浮き上がってきたら、スポンジで優しくこすり洗いをする
セスキはアルカリ性であるため、肌の敏感な方は使うときに手袋をするようにしましょう。
セスキを食器洗いに利用することで、時間をかけずに効果的に汚れを落とすことができますよ。
ウタマロ
ウタマロクリーナーやウタマロ石鹸も食器洗いに適しています。
特にウタマロ石鹸は、油汚れを効果的に落とすため、食器用洗剤の優れた代替品になります。
ただし、香料や蛍光増白剤が含まれているため、使った後のすすぎを念入りに行うことが必要です。
まとめ
ボディソープ、ハンドソープ、石鹸、重曹、セスキ、ウタマロなど、さまざまな製品を食器用洗剤として利用することができます。
ただ、それぞれに注意点もあるので、それぞれの特性を理解し、適切に使うことが大切です。
食器用洗剤が手元にないときには、これらの代替品を使ってみてください。