キッチンでの調理に便利なアイテムは数多くありますが、シリコン蓋を使ったことはありますか？
シリコン蓋は再利用が可能で経済的かつ環境に優しいため、プラスチックラップの代わりとしても利用され、非常に人気があります。
例えば、残ったものを入れたお皿にシリコン蓋をかぶせて冷蔵庫で保管しておけば、後でそのまま電子レンジで温めることができます。
しかし、フライパンで使うときには注意が必要です。
シリコン蓋は直火に長時間さらされると、耐熱温度を超えて溶けてしまう可能性があります。
通常、シリコン蓋は約200～230℃まで耐えることができます。
フライパンで使うときは蓋が直火に触れないよう注意し、またオーブンを使用する際も高温になりすぎないよう気をつけましょう。
この記事では、シリコン蓋をフライパンで使うときの具体的な注意点を解説しています。
フライパンでシリコン蓋を使うときのリスクと対策
シリコン蓋はキッチンでの作業を効率化する便利なアイテムですが、フライパンでの使うときには注意が必要です。
特に、ガスコンロの直火にさらされた場合、耐熱限界を超えて蓋が溶けてしまうことがあります。
そのため、ガスコンロでシリコン蓋を使用するときは、直火が蓋に直接触れないように気をつけましょう。
これを避けるための対策は以下の通りです。
- シリコン蓋をはみ出さないようにする
- 火力を調整する
それぞれ見ていきましょう。
シリコン蓋をはみ出さないようにする
フライパンでシリコン蓋を使うときは、フライパンと同じサイズまたはそれより小さいサイズの蓋を選ぶのがおすすめです。
フライパンの横からシリコン蓋がはみ出てしまうと、はみ出した部分からシリコン蓋が溶けるリスクが高まります。
個人的には小さいと使いにくいので、フライパンと同じサイズのシリコン蓋を選ぶと快適に使えますよ。
火力を調整する
火力の調節も必要です。
ガスコンロの火が強いとフライパンの横から上に向かって火が出てきます。
すると、シリコン蓋と火の距離が近くなり、より溶けやすくなってしまいます。
直接火が当たってしまう可能性もあります。
シリコン蓋を使うときは、火力を弱火～中火にするといいでしょう。
オーブンでも溶けるリスクがある
フライパンで使うときだけでなく、オーブンでシリコン蓋を使う場合も、シリコン蓋が溶けてしまう可能性があります。
オーブンでシリコン蓋を使う場合は、シリコン蓋の耐熱温度を必ず確認しましょう。
シリコン蓋の耐熱温度は200～230℃のものが多いため、オーブンの設定温度は200～220℃以下にする必要があります。
一部のシリコン蓋はオーブンで使えないことがあるため、使用前に製品の指示を必ず確認してください。
まとめ
シリコン蓋には多くのメリットがあります。
ただ、フライパンで使うときは、以下の点に気をつける必要があります。
- シリコン蓋をはみ出さないようにする
- 火力を調整する
正しい使用方法を理解し、直火や過度の高温から蓋を守ることが大切です。
使い方に気をつけて、料理を楽しんでください。
