餅は冷凍して保存すると、長持ちさせることができます。
通常、餅は室温で保管するとカビが生えやすくなりますが、冷凍することにより、カビが生えるのを防ぐことができます。
この記事では、餅を冷凍するときのポイントと、おいしく焼く方法を紹介します。
餅を冷凍保存するメリット
餅を冷凍すると、おいしく食べられる期間が延びます。
いつでも安心して食べられるように、すぐに食べる予定のない餅は冷凍保存しておくことがおすすめです。
餅の冷凍保存方法
では、どのように餅を冷凍保存すればいいのか、市販の切り餅と手作りの餅に分けて冷凍方法を紹介します。
市販の切り餅
市販の切り餅は、未開封であれば常温のままで長持ちしますが、一度開封した後は次の手順で冷凍保存しましょう。
- 餅を一枚ずつラップで包む
- ラップした餅をジップロックに入れる
- ジップロックから空気を抜いて密封する
- 冷凍庫で保管する
ラップで包むときは、餅が乾燥しないようしっかりと密閉するようにしましょう。
また、水気をよく拭き取ってから保存することが大切です。
手作り餅
手作りの餅は、保存料を使用していないため、保存が難しいですが、次の方法で冷凍できます。
- 餅を食べやすいサイズに切る
- 軽く餅粉をまぶす
- 餅を間隔を空けて金属トレイに並べ、凍らせる
- 凍った餅を1つずつラップして保存する
餅粉はまぶす量を少しだけにすることで、餅がカビる原因となる湿気を防ぎます。
冷凍した餅の解凍と焼き方のコツ
冷凍した餅を解凍する方法とおいしく焼くコツを紹介していきます。
方法別に見ていきましょう。
冷蔵庫で自然解凍する
冷凍した餅を解凍するには、自然解凍が簡単です。
解凍したい日の前日に餅を冷凍庫から冷蔵庫に移し、半日かけて自然解凍します。
冷蔵庫で自然解凍すれば、手間がかからず、ゆっくりと失敗なく解凍できます。
電子レンジで解凍する
急いで解凍したい場合は、電子レンジが一番早くできます。
やり方としては、解凍したい餅を水に少し浸してから、ラップをして電子レンジで加熱します。
餅が柔らかくなったら完成です。
電子レンジでの解凍は迅速にできますが、餅が過熱しすぎないよう注意が必要です。
フライパンで焼く
冷凍した餅はフライパンで焼くこともできます。
焼き方は次の通り。
- フライパンを温めてから油を少し引き、餅を置く
- 蓋をして数分間焼き、焼き色がついたら裏返す
- 裏面にも焼き色がついたら完成
フライパンで焼く場合は、焼きすぎに注意しながら進めると良いでしょう。
オーブントースターで焼く
冷凍した餅は、オーブントースターで焼くと香ばしく焼き上がります。
手順は次の通りです。
- アルミホイルを敷いた網に餅を並べ、約10分焼く
- 焼き色がついたら裏返してさらに2分焼く
オーブントースターでは、油を薄く引いておくことで餅がくっつきにくくなります。
ゆっくりと焼いている時間がない場合は、最初に少し電子レンジで餅を解凍してからオーブントースターで焼きましょう。
そうすることで、短い焼き時間で香ばしい餅を食べることができます。
まとめ
餅は冷凍することで、保存期間を延ばすことができます。
解凍方法は以下の4つ。
- 冷蔵庫で自然解凍する
- 電子レンジで解凍する
- フライパンで焼く
- オーブントースターで焼く
これらの方法を使えば、餅を冷凍して長持ちさせるとともに、おいしく焼くことができます。
ぜひ試してみてください。