白菜が手に入りにくいとき、冬の鍋料理には他の葉物野菜が役立ちます。
鍋やしゃぶしゃぶ、水炊きに欠かせない白菜の代わりに、キャベツ、レタス、水菜、チンゲン菜などが適しています。
これらの野菜は白菜に近い食感や風味を持ち、鍋に入れるといつもとは違う新鮮さがあります。
この記事では、白菜の代わりに使える野菜を紹介しています。
コストパフォーマンスがいい根菜を活用する方法も解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
白菜がないときの代替葉物野菜
白菜が手に入らないときには、他の葉物野菜を使って鍋料理を楽しめます。
どんな野菜が使えるのか、ひとつずつ見ていきましょう。
キャベツ
キャベツは鍋でよく使われる白菜の代替品です。
柔らかいキャベツは鍋の最後のほうに加えるのがおすすめです。
キャベツと豚肉のミルフィーユ鍋などで甘みを楽しむことができます。
レタス
レタスも白菜の代わりに使うことができます。
レタスは煮すぎると食感が損なわれてしまうので、一番最後に加えて、軽く加熱するくらいが最適です。
レタスの自然な甘みは鍋料理に良く合いますが、水分が多い分、味が薄くなりがちです。
そのため、レタスを入れる場合は調味料を少し濃い目にするとおいしく仕上がります。
特にしゃぶしゃぶに使うと美味しいです。
水菜・チンゲン菜
白菜の代わりに、水菜やチンゲン菜も鍋に向いています。
シャキシャキした食感が魅力的です。
ただ、水菜は煮込みすぎると苦味が出るので注意が必要です。
チンゲン菜はキムチ鍋などにぴったりです。
根菜とコストパフォーマンスのいい野菜の活用法
コストパフォーマンスがいい野菜と手軽に手に入る根菜類も鍋にぴったりです。
それぞれの特徴を紹介していきます。
もやし
キャベツやレタスが手に入りにくいときには、もやしを使うと良いでしょう。
もやしは安価でありながら、使いやすく無駄が少ないです。
大根
大根は1本の中で甘い部分と辛い部分がある根菜です。
葉に近い部分は甘みが強く、煮込むと甘みが増します。
一方、根の方は辛味があるため、おろしておろし大根としても使えます。
鍋にはおでんのように輪切りにして入れたり、ピーラーで薄くスライスして入れたり、さまざまな楽しみ方ができます。
人参
人参は鮮やかな色で料理に彩りを加えることができ、煮込み料理にも適しています。
薄くスライスしてから鍋に加えると火が通りやすくて良いです。
豆苗
豆苗は炒め物やサラダに加えるのが一般的ですが、鍋に入れることでシャキシャキした食感が楽しめます。
キャベツとレタス、どちらを選ぶ?
キャベツとレタスはどちらも白菜の代わりになる野菜です。
どちらの方が向いているかというと、キャベツは煮込み料理に向いており、レタスはその柔らかさから鍋の最後に加えるのが最適です。
これによりレタスのフレッシュな風味と食感を保つことができます。
ほかの野菜と一緒にしっかりと煮込む場合はキャベツ、しゃぶしゃぶのようにさっと加熱して食べるならレタスがおすすめです。
まとめ
白菜が手に入らないときでも、白菜の代わりにさまざまな野菜を入れて楽しむことができます。
白菜の代わりになる野菜には次のようなものがあります。
- キャベツ
- レタス
- 水菜
- チンゲン菜
- もやし
- 豆苗
- 大根
- 人参
これらの野菜は白菜に似た食感と風味があり、鍋に新たな味わいを加えることができます。
白菜がなくてもこれらの野菜を使えば、美味しい鍋料理が楽しめますよ。